闖入者

ポスドク猫ビーバです。各地で積雪記録が更新されている如月のある日、私の閑居にも異変がありました。年端も行かぬ小さな猫が小金井倶楽部を彷徨していたところを保護され、つれてこられたのです。附属幼稚園にでも行くつもりだったのでしょうか、それにしては身なりが汚く、入園を許可されるとはとても思えません。ただし態度だけは一丁前で、私のホカホカマットに勝手に上がり込んで鎮座しています。一夜の宿のつもりでマットを半分貸してやりましたが、もう月末だというのに帰ろうとしません。これでは全くの居候と言うもの、一体どういうことなのでしょうか。もっとも、悪いことばかりではありません。実は、仔猫用のご飯が結構美味であるということを発見いたしました。このところ老猫食ばかりで、健康にはいいかもしれませんが、たまには高カロリーなものも食べたい、と内心思っておりましたから渡りに船です。というわけでいつまでもメタボを克服できない私です。